中国製バルブステムシールで費用65%カット
ゴムごときに5000円も払えるか!
中国製のバルブステムシールで 5,536円の費用が 1,987円に。
※ 個人的な感想です。 参考程度にご覧ください。
インデックス
1. ちなみに純正のバルブステムシール
2. 純正の65%OFF! 中国製バルブステムシール
2-1. 中国から購入
2-2. 純正との違い
2-3. 簡単に機能チェック
3. 使ってみたら
1. ちなみに純正のバルブステムシール
ご存知バルブステムシール、ヘッドに付いててバルブの軸のオイル量をコントロールしてるこいつ。
バルブステムシール 部品番号は92049-1308、 代表機種はZX600RBF...つまりZX-6Rだから部品の供給は今後も心配ないだろう。
純正なら一個 300円ちょい、でも16バルブ分そろえると5,500円越えですよ。 ゴムごときが。
こういうオーバーホールのときだけ2気筒や2バルブを羨ましく思う。
2. 純正の65%OFF! 中国製バルブステムシール
2-1. 中国から購入
2,3千円程度なら不満は無いんだけど…と思っていたら 中国製のバルブステムシールが2,000円しない程度で売ってる!
オーバーホール費用の圧縮のため早速購入だ。
Aliexpressで購入、到着しました。 まずは品質チェック!
2-2. 純正との違い
純正品との違いを見ていく。
中国製バルブステムシールの裏側。 ん、さすが中国製、さっそくでかいバリ? 発見!
バリかと思ったらただのゴミでした。 ほじるとポロッっと取れて綺麗になった。 ゴミ付いたまま出荷する中国クオリティ。
今度は形状を見てみる。
中国製の方が厚みがある。 純正が中古でへたっているからか?
とりあえず内径、外径も同じようなので何も問題無い。この部分が厚いだけ。
つぎ、 締め付け用の金属の輪の形状が異なる。
バルブステムシールはしっかり取り付けたつもりが上手く装着できていない時があり、その成否をこの金属の輪で判断できる。
純正なら上から覗き込んで、
・輪がとじている → 奥まで入った。取り付け成功。
・輪がひらいている → 取り付けが中途半端。
と判断できる。
しかし中国製バルブステムシールは輪が常に重なっていて取り付けの成否が目で判断できない。 困る。
2-3. 簡単に機能チェック
機能するかチェック!
ステムにオイルを塗布、中国製ステムシールを通す。 ステムを上下させると潤滑に必要なオイルを残しつつ、余分なオイルをしっかり削ぎ取っているのが確認できた。
うん、ちゃんとしてるようでホッとした。
3. 使ってみたら
上で書いたとおり取り付けの成否を目で確認できないから何度も押し込んで間違いの無いように取り付けたよ。
さて、2018年7月に取り付け、2019年4月現在で 9ヶ月、距離で1万5千km弱は走行したかな。
普通に走れている。白煙を吐くようなことはもちろんない。
何かトラブルが発生したら更新します。今のところ、また次もこれが良いなと思ってます。
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