『スピリットビーストの流れるウインカーに換えてみた』

スピリットビーストの流れるウインカーに換えてみた



気分転換にウインカーをチェンジ!

黒くて小さい”流れるウインカー”に挑戦したけど、似合わない!




※ 個人的な感想です。 参考程度にご覧ください。


広告


インデックス

1. 中国製 スピリットビースト(精神獣) を購入
   1-1. スピリットビーストは格が違う
   1-2. 格が違うから眩しすぎる

2. ひとまず装着してみる
   2-1. フロントは似合う
   2-2. リアがダサい

3. 眩しさとダサさを解決する
   3-1. ダサい問題の解決
   3-2. 眩しすぎる問題の解決
   3-3. 改良版 流れるウインカー

4. 流れるウインカーこんな感じ
   4-1. 流れ具合
   4-2. 90年代ネイキッドは流れなくて良い



1. 中国製 スピリットビースト(精神獣) を購入

1-1. スピリットビーストは格が違う


 今回 目を付けたのはこちら、中国の”スピリットビースト”というブランドのウインカー。
 中国のブランドだけど、どうやらデザインはオリジナルでやってるみたい。

 細部の作り、デザインもほかと比べるとなかなか秀逸です。

 フルカウルスポーツやストファイ系が付けているこの小ぶりなウインカーに90年代ネイキッドで挑戦してみる。






△ちなみにこちらがAmazonあたりでよく見る中国製ノーブランド。 ディテールがいまいちだね。





さて中国から商品到着。

価格は一般的なノーブランド品の3~4倍ほど、(日本基準でいうとそれでも格安だけど。)

箱にブランドのエンブレムがわざわざ切り抜かれているあたり、やはりノーブランド品とは意気込みが違う。




1-2. 格が違うから眩しすぎる


ノーブランド品だと「安いから明るさがいまいち」 なんてレビューがあったりする、


しかし スピリットビーストは違う、 「眩しすぎるだろコノヤロー」 である。

周囲の目を幻惑して事故に遭う危険を抜群に高めてくれる。 (とくに夜)








 LEDだと光の角度が狭いからウインカーを下向きに取り付ければ解決できる事もあるが、 このスピリットビーストは広角で高輝度のLED、レンズ部分は三面になっていて光が3方向に強く出るようなカットが入っている。

これだとウインカーの取り付け角度を下げたところで結局は誰かしらの目を潰すことになる。




このままでは恐ろしくてとても使えない。 あとで対策する!





2. ひとまず装着してみる



ウインカー眩しすぎる問題はあとにして、装着時のスタイルを見よう。


2-1. フロントは似合う




 こういったウインカーが90年代ネイキッドに合うのかは冒険だったけど、まあ、フロントはなかなか似合う。

もうちょっとシルバーやメッキパーツを足した方がバランス取れそうだけど。




2-2. リアがダサい




問題はリア、 バイクの安っぽさがすごく強調される…。

見た目が洗練されてないバリオスはメッキに高級感を頼っているんだな。 ウインカーの位置も格好悪い。


なんかだか切ない…、この気持ちどこかで、とおもったらコレだ↓





単色でレストアされた50ccレーサーレプリカの ”スカスカ感”と重なる…。





 こういう小さく細いウインカーを装着するバイクって細部まで作りこんだスタイルなんだよね。 始めからデザインがウインカーに依存してない。

 バリオス2ならもうちょっとマシになったかもしれないけどフェンダーレスにしてウインカー位置を変える必要はあるだろう。 ホーネットならアップマフラーだしウインカーの位置的にもポン付けでそれなりに似合うかも。





3. 眩しさとダサさを解決



せっかく買ったウインカー、もったいないから意地でも使うよ。


3-1. ダサい問題の解決




 メッキウインカー × スピリットビースト 合体計画!


 ダサさ(漂う安っぽさ)はメッキのシェイブ型ウインカーの中にスピリットビーストのウインカーを入れちゃう事で解決する。





 早速シェイブ型ウインカーを分解。レンズはマイナスドライバーでこじれば簡単に外れる。
LEDと基盤は爪のある部分に小さなマイナスドライバーを突っ込んで持ち上げると外せる。

このメッキのウインカー本体にスピリットビーストを収める。

ちなみにシェイブ型、デイトナ製より中国ノーブランド品の方が分解しやすい。





3-2. 眩しすぎる問題の解決



 眩しさは抵抗を入れて輝度を落とそう。 無理ならLEDを何かで覆えば良い。



 スピリットビーストのウインカーはステー部分がゴムで転倒でも折れない仕様になっている。ニッパーでそのステー部分を剥いでみたけど プライヤーで掴んで普通に回せば分解できるんだな。中身もほじれば外せる。



 抵抗を入れようにも基盤が複雑で分からん。 ウインカーに直列で入れられる抵抗も300Ω程度が限度。これでは輝度が十分に落ちないし、それを超えると点灯の流れが切れてしまう。

 試行錯誤の結果、LEDに黄色い塗料を乗せて輝度を落とす方法が一番良かった。 ダイソーにあるアクリル塗料。 塗るのも剥がすのも簡単。塗り重ねて明るさを落としたぞ。





3-3. 改良版 流れるウインカー




 スピリットビーストはシェイブ型に収まるようにヤスリで少し削る。

 黒いシリコンシーラントで2つのウインカーが合体!

 時間が経って固定されたら あとはレンズにボンドを塗ってはめるだけ...





 しかし、

ウインカーのレンズがポップ過ぎるな。
狙いは暗めの雰囲気だ。





 そう思って、

スモークフィルムを貼ったら暗くなりすぎた。
これじゃ黒だ。





 そこでスモークフィルムを中央と周囲だけに貼ったら妙に格好良くなった!

暗くなり過ぎず立体感のある高級感が漂う。

リアはこれで完成! フロントはひとまずクリアにしとくか。





4. 流れるウインカーこんな感じ


4-1. 流れ具合



 流れるウインカーの光り具合をアニメーションで再現してみました。

 LEDは一つ一つ光っているんだろうけど流れが速くて3つぐらい同時に光って流れるような感じです。




 リアも流れ方は同じ。 もちろんセキュリティーアラームの操作にも流れて反応してくれます。

 四輪のような長さがないのでそんなに目を引くものではないかな。




4-2. 90年代ネイキッドは流れなくて良い



 普通に光るんじゃ面白くないと思ってネタのつもりで買ったシーケンシャルウインカー(流れるウインカー)。 かっこ良くなったかと言うと、やっぱりそんな事はないね。

 特別な存在を気取れるほど洗練されていないし、ネオクラシックを装えるほど古くもないバイク。 普通に光ってる方がスマートだろう。


 とりあえず流れるかどうかは置いといて、フロントはいまだに悩んでいるけど、リアは結構かっこ良くなりました。純正とは違ってシャープでクール。



※ LEDウインカーにはLED対応のウインカーリレーへの交換が必要です。
※ 純正ウインカーが電球でウインカーインジケータが一つしかない場合は回り込み防止回路の実装が必要です。
交換と実装は以前行いました。





広告

関連:
中国製ノーブランド シェイブタイプ LEDウィンカー(紹介・取り付け編)
古臭い純正リフレクターから卒業 (キタコ製カスタム)


↑ PAGE TOP