グリップの交換
振動を軽減してくれるイタリアのPRO GRIP。
もう何年も使ってるからへたってるし、汚いし。
運よく6,7年在庫になっていたらしいプログリップを処分価格でゲットできたので交換。
※ 整備はサービスマニュアルに頼らずやっているので参考程度にご覧ください。
0. 新しいグリップを用意
軽微な振動を吸収、疲労感を軽減してくれる PRO GRIP 。 MADE IN ITALY。
バリオスのグリップのサイズ は、
L = 径:22mm、 長さ:120mm
R = 径:25mm、 長さ:120mm
ゴムなので多少長くても融通は利くと思う。
ワッシャー噛ませてハンドルバーを擬似的に長くすることも可能だし。
作業した感じ、原付用の115mmでも行けそう…。 隙間が出来てかっこ悪くなる可能性があるけど。
1. 古いグリップを外す
では作業。
バーエンドを六角レンチ(5mm)で外す。
グニグニ動かしながら引っ張って外していきます。
しっかりくっついてる場合は(-)ドライバーを差し入れ、潤滑油を吹き付けて。
ちなみに、右側は外すとスロットルスリーブ(プラスチック製の筒)があります。
これがある分、右グリップの内径は左より3mm大きいわけです。
このスロットルスリーブは純正ではグリップとのアッシー。 単品で入手するなら汎用品を。
2. 新しいグリップを装着
外径は同じでも内径が違うから潰したときやわらかさが違う。
形状も少し違うから左右間違えることは無いでしょう。
装着には、『グリップボンド』を使用 、 …しなくても何とかなる。
前回はボンドを使わず、ずれない程度に潤滑してはめ込んだんだけど今回はその方法では捻るとグリップが動いちゃう。
新しいグリップの内壁をみると、古いグリップには無かった格子状の凹凸が。 接地面積が小さいから動いちゃうわけだ。
結局、汎用のボンドを塗りたくって固定。
グリップ、スロットルスリーブがバーエンドと接触するとスロットルの動きが阻害されます。
そのときは ワッシャーをかませて隙間を作ればOK。 複数枚かませる場合はボルトの締めすぎ注意、折れるから。
左側も同様に。 ちょっとグリップ長すぎた!? と思ったけどかまわずバーエンド付けたら縮んでしっかり装着できました。
グリップが不意にずれてしまわないことを確認したら作業完了。
今回装着したのは PRO-GRIP スーパーバイクグリップ #719(amazon)。
バイクの年齢を考えると交換前のイケイケの#724よりこっちの方が似合うかなと。
タイヤパターンのような程よい存在感をかもしつつ、黒一色の落ち着いた仕上がりに満足!