『ポンコツ中国製メッキホーンで見た目1段UP』


ポンコツ中国製メッキホーンで見た目1段UP



ヘッドライトの下が何だかマヌケ?

中国製の安いけどカッコいいホーン付けてみる。





※ 個人的な感想です。 参考程度にご覧ください。


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インデックス

1. まぬけバリオスの現状

2. ポンコツ中国製クロームメッキホーン
   2-1. カッコいいメッキホーン
   2-2. 高級感の無い音
   2-2. ホーン故障、そして分解

3. ホーン取り付け
   3-1. アルミステー
   3-2. フロントダブルはくどい
   3-3. 見た目フロントシングルに変更
   3-4. 実はリレー必須!

4. これでカスタム完成

5. トラブル発生

6. 解決して完成



1. まぬけバリオスの現状


 現状のバリオスがこんな具合。 ヘッドライト下がぽっかりと空いてさびしい。

 バリオスの特徴的なラジエーターガードは普段から外しているし、社外ウインカーはクリア色、サッパリしすぎた印象のせいでそう見えるのだろう。

 目立つホーンでも付けて寂しい空間を埋めてみる!






2. ポンコツ中国製クロームメッキホーン


2-1. カッコいいメッキホーン


 購入したのは中国製の格安メッキホーン。

 大体2個セットの場合、低音と高音になっていて音に厚み出て迫力が増します。

 音の存在感って大事です。 以前バックしてきた車にクラクションを鳴らしたにも関わらず、バコン! 後方確認しない車に突っ込まれるの2回目だぞ。





 商品到着。 安い割りにメッキ部分はちゃんと綺麗。

 今回これが最高に気に入って購入したかと言うとそうでもない。 と言うのも ホーンってあまりデザインに凝ってないんだね。 結局は似たり寄ったりの実用パーツ。ハーレーのホーンは凄かったけど。

 ちなみに 四輪用はサイズが大きかったりするので選ぶ際は注意。




2-2. 高級感の無い音



 バッテリーに接続して音チェック。 極性はないからどっちに+、-とかはない。


 音を聞いてみると、それぞれ単体では純正を下回るような響き。 腑抜けた音ではないが金属のビビり音が混じり安っぽい。

 しかし 低音と高音のダブルならさすがに厚みがあって純正にない迫力が出る。 高級感には程遠いがそれでいくらかは誤魔化せる。


 実は純正ホーンと同じぐらいの大きさに見えて装飾のメッキ部分を省けば本体はφ70mmほどと純正より小さい。 音の響きがいまいちなのは小さいせいかな?




2-3. ホーン故障、そして分解



 取り付け前にもう一度チェックしておこう。

え? あれ? ....購入から一ヶ月、もう壊れてる…。

カチッと言うだけでホーンが2個とも鳴らない。




(引用元、詳細はミツバサンコーワ 平型ホーンの仕組み)



 以前から気になっていたホーンの鳴る仕組みをお勉強。

1. コイルに通電して磁力が発生。
2. 磁力に引き寄せられたシャフトがポールに衝突、音が鳴る。
3. 引き寄せられたシャフトは接点を離し、磁力が消える。
4. シャフトが元の位置に戻され、接点が再びくっつく。
(1に戻って繰り返し)


 通電すると動いて接点を断つ、元の位置に戻るとまた通電する。 この繰り返しが動作のポイントなんだな。 ウインカーリレーも同じじゃなかったか。





 悔しいから意地でも直す。音の鳴らないホーンを分解しました。


(分解方法:メッキ部品はホーンを指で押し込んで外し、カシメられた周囲をグラインダーでぎゅーん。)


 通電すると1回カチッと言うだけの状態だから、コイルに引き寄せられたシャフトがしっかり接点を切っていないことが原因 と考えられる。 早速接点をチェックしよう。




 ここがホーンの接点。"上下の板" にそれぞれ接点がついてる(写真矢印)。

 撮影のために外してあるが中央の窪みにシャフトが入る。通常時シャフトは"下の板"によってポールに接触せず浮いた状態。 電源が入りシャフトがコイル(ポール)に引き寄せられると"下の板"は押されて下がり接点が切れる仕組み。

 あからさまな異常を期待してたんだけど特に問題ないみたい。




 観察すると ”ホーン裏側のネジ” は 接点の微妙な高さ調整してるんだな。

 カチッと1回音が鳴るだけの場合は接点が切れてないのでネジを締めこんで接点がしっかり切れる高さに持ち上げる。 カチッとも全く音が鳴らない場合はネジを緩めてシャフトがポールに衝突する高さに接点を調整すれば良いようだ。


 というわけで 通電状態でホーンの裏側のネジを締めて行くと、丁度いい所でピーーッ! 直った! 分解しなくても良かったんだな…。




 ホーン裏側のネジはナットと緩み止めで固定されていたので初期状態からノータッチ。なんで鳴らなくなったのかは不明。

 中国製ホーン、信頼できません。 さてボンドで貼り付けて元に戻そ。






3. ホーン取り付け


3-1. アルミステー



 加工し易いアルミステー。 あまりホームセンターに置いてない。

 純正の位置では目立たないので ライト下にステーを作って取り付ける。




3-2. フロントダブルはくどい



 HONDAのでかいCBなんかが フロントに2つホーン を付けてるイメージがあってちょっと憧れる。

 で、どんなもんかと軽く組んでみたんだけど、 存在感がしつこい。 胃もたれしそう。 周辺のメッキパーツが劣化してるからなおさら引き立つ。

 もしフロントダブルにするなら地味な黒ホーン、後方に少し隠して存在感を調整した方がよさそうだ。 ステーも黒じゃないとな。






3-3. 見た目をフロントシングルに変更



 くどすぎるフロントダブルホーンは諦める。

 作戦変更、 純正ホーンはそのまま、フロントに据えるメッキホーンは一つに。


 フロントシングルホーン風、なかなか良いんでない。





 ホーンを斜め下に向けている所がポイント。 正面を向けるほどに主役のヘッドライトを食うほどの存在感を出してくる。

 ステーはグラインダーで加工、ライト下のボルトに固定。 ステーは黒塗装しないとチラッと見えたときカッコ悪い。 ステーごときと思ってサボったらいかんね。







3-4. ダブル化にはリレー必須!



 ぱっと見はメッキホーンのシングルだけどその後方にある純正ホーンもそのまま使い続けたい。
つまり、純正のシングルホーン から カスタムでダブルホーン に。


 で、シングル→ダブル化にあたり、
ホーンの配線を2つに分岐しました、 .....これNG!

 そんな単純じゃなかった。


 この間違ったダブル化でホーンを鳴らしてみると一方が鳴らなかったり、2つとも音が小さくなったりと不安定。とても使えるレベルじゃない。






 今思えば上の配線は電気の回り込みも問題だったのか???

 ともかく ダブルホーン化にはリレー配線とやらが推奨されている。

 純正がシングル、ホーンが2端子の場合、具体的にはこの ”ホーンハーネスセット” を使うことになる。

 MITSUBA [ ミツバサンコーワ ] ホーンハーネス [ クラクション ] ホーン簡単取付 [ 品番 ] SZ-1133 (amazon)




(引用元、詳細はミツバサンコーワ - ホーンの配線方法)


 で結局こんな配線になると。

 うわぁ…、やること一つ一つは楽しい工作なんだけど、こういうのを追加して複雑さを増す配線が好きじゃない。配線はシンプルな方が美しいし管理もしやすい。






4. これで完成




 配線が複雑になるダブルホーンは諦めた。

 純正シングルホーンはそのまま、メッキホーンは配線をつなげずに装着する。 つまりはメッキホーンはただの飾りになるけどそれじゃあ格好悪いので予備ホーンと言い張る。 オフロードカーがタイヤ背負ってるのと一緒だ。

 純正シングルホーンの音のしょぼさは後で渦巻きホーン (amazon)に換えれば改善できる。


 ひとまずヘッドライト下の間の抜けた感じは解消されたと思う。 純正とは違うスタイルに出来て満足、

が、しかし…




5. トラブル発生




 ステーのボルトがよく緩む、接着剤でがっちり固定してもぶっ壊れて緩む…、なぜ??

 どうやらサスが沈んだ時にホーンがフェンダーにぶつかってるらしい。

 サスって平気で10cm以上も沈んでるんだね。車体を前後に動かしてストロークを考慮したつもりだったけど確認しきれないわな。




6. 問題解決して完成




 ホムセンのよくある汎用ステーで作り直す。

 加工した薄いステー2枚をエポキシ系接着剤(JBウェルド)で接着。




 黒で塗装してステー完成。 ホーンと合体。





 ホーンの取付位置をもっと上にする。 ヘッドライトのステーにドリルで穴を開け、前後をボルトとナットで絞めれば固定できそう。




 で、これで本当のホーンカスタム完成。 ホーンの角度はより寝かせて衝突のリスクはほぼゼロ。 このぐらいの存在感がちょうど良いだろう。







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