『コンデンサーチューンで始動性アップ↑』


コンデンサーチューンで始動性アップ↑


コンデンサーチューン、
電気を蓄えるコンデンサーをバッテリーに並列につないで性能アップを狙うチューン。

ホットイナズマという製品が有名ですね。

最近エンジンの始動性が悪く、原因が掴めないので買ってみた。



※ 個人的な感想です。 参考程度にご覧ください。


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インデックス

1. ヤフオクで自作ホットイナズマを購入
2. これがコンデンサーチューンの効果だ!
3. コンデンサーチューンの本当の仕組み
4. 始動不良から復活!
5. まとめ



1. ヤフオクで自作ホットイナズマを購入


ホットイナズマは高いので昔から自作されてる。

ヤフオクで自作品が1000円程度で売られているので買っちゃおう。

このコンデンサーチューンのための装置を ”電源安定装置” と称しているらしい。



2. これがコンデンサーチューンの効果だ!



・トルクアップ
・加速向上
・燃費向上
・始動性アップ


...などがコンデンサーチューンの効果として謳われてますが、



効果なんてねぇーじゃねぇか。



バイクの始動不良の状態として、押し掛けなら余裕でかかるのにセルモーターでは掛からないという状態。

セルモーターを使わなければ十分なスパークとなりエンジンが掛かるわけで 「バッテリーの補助にならないか…」と思って買ったが、この電源安定装置を付けても外してもセルを回せばバッテリーは10.7vまで降下、始動不良の状態は変わらず。 もちろんトルク感も変化を感じない。



3. コンデンサーチューンの本当の仕組み



電気や車の仕組みに造詣の深い方々によると、

ホットイナズマの仕組みは、ECUを誤作動させて走りに変化を与える と言うのが本当の所ではないかとの事だ。

これを実現するためには必要なときにコンデンサーから信号を送るような 制御チップが必要 で、コンデンサーチューン本家のホットイナズマにはそれが付いているらしい。


コンデンサーだけの装置や、ましてそれを「バッテリーの補助に…」なんて考えは無学な人間の愚かな発想らしい。 バリオスはECUで空燃比を制御するなんて事はそもそもない。




4. 始動不良から復活!



 淡い期待は砕けてエンジンは始動不良のまま。

 走行後に症状が出ることから”濃すぎる”と考え、キャブの油面調整、フロートバルブ交換、バルブシート交換をするも改善せず。 実油面でチェックするも異常みあたらず…。 バルブクリアランスも異常なし。 電気が原因なのか?? ...と長いこと原因調査に苦しんだが、

結局、始動不良の原因はキャブのニードルの磨耗。 やはり"濃すぎ"が原因だった。


油面の異常やフロートバルブの磨耗は目で確認することができるけど、ニードルの磨耗は目で確認できない。 なんせ100分の数mmの狂いで走りが変わってしまう精密部品だ。




5. まとめ



まとめ

・素人のコンデンサーチューンなんぞに期待するな。

・ニードルは10万km手前で交換。それで少なくとも始動不良の異常は出ずに済む。




 エンジンは正常な圧縮、電気、空燃比が揃えば掛かる。始動不良の場合はこれらの一つ以上の要素に異常がある。 「バリオスは始動性が悪い」などと言う論理を無視した評価を信じて放置しないようにね。


始動不良に溺れて コンデンサーチューン なんぞ掴んでしまったけど、俺、泳げるんだわ…。






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