『メーターギアに注油』 KAWASAKIバリオスのメンテナンス


メーターギアに注油


矢印の所にあるのがメーターギア。

ホイールの回転をスピードメーターケーブルに伝える役割をしています。

ケーブルのことは気にしてもメーターギアのことは忘れがちじゃないかな?



※ 整備はサービスマニュアルに頼らずやっているので参考程度にご覧ください。


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1. 放ったらかすとこうなる


左が正常なギア、 右が摩耗してダメになったギアです。

メーターギア内では2つのギアが噛み合って動いてますが、

放ったらかしだと グリスが乾いて激しく摩耗してしまいます。



ギアがダメになると、

走行中スピードメーターの針が不規則にブレて、その後0km/hを指したままになります。 回転の伝達が途切れるからです。

部品交換は基本メーターギアASSYで。 メーターギアは部品が圧入されているから摩耗したギアだけって言うのは難しいかも。


2. メーターギアへ注油

スピードメーターギアケーブルを外す
スピードメーターギアケーブルを外した


注油作業。

車体左、フロントタイヤ中央にメーターギアはあります。

プライヤーでネジを回しケーブルを外して…


メーターギアに注油


ケーブルが刺さってた穴に注油。 ケーブルを元に戻して、おわり。 これだけ。


使用したグリス


グリスの粘度はエンジンオイルぐらいの物を使いました。 これだと滲むけど注油メンテが楽。


高粘度グリス
グリスを塗布する箇所


高粘度のグリスの場合はホイールを外さないと塗布は無理。

メーターギア本体は引っぱれば簡単に外れるけど、見ての通り非常に狭い部分に塗り込むことになるので面倒。



3. 5-56はNG!


KURE 5-56は高粘度のグリスを溶かす上、乾きやすいので使用しないこと。

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