リアサスのプリロード調整
走行時の快適性、乗り心地が気になるように。
そう言えば未だにサスのプリロード調整をしたことがない!
完全に忘れてた…。
※ 整備はサービスマニュアルに頼らずやっているので参考程度にご覧ください。
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インデックス
0. プリロード調整とは
1. 使用する工具
2. 初めてのプリロード調整
3. サス死んでる
3-1. 抜けてるってやつ
3-2. 抜けるとは
4. サスのオーバーホールは…
0. プリロード調整とは
プリロード調整とは、
バネに予め掛ける荷重をアジャスターで調整、サスの沈み具合を適正にすること。(サグ調整、サグ出し)
感覚的に言うと、それでカチッとフワっと感が変わってくる。
二人乗りやレース走行の場合は沈みすぎてフワ付かないようプリロードをより強めに掛ける。
ちなみにプリ…予め、ロード…荷重。
1. 使用する工具
リアサスのプリロード調整には、フックレンチを使用する。 (引っ掛けスパナなどとも言う)
バリオスのアジャスター径は63mm台。それに適合するレンチを。
上のレンチは適合範囲、58~65mm径。
2. 初めてのプリロード調整
では17年、23万km走行ノータッチのサス、初のプリロード調整。
まずサイドカバーを外す。ジャッキアップして無負荷状態の方が好ましい。
写真、矢印の所がプリロードアジャスター。ここにフックレンチを掛けて回す。
数字の上、波打った段差があり、これがプリロードのレベルとなる。7段階で調整できる。
暗くて見えないが裏側にフックレンチが掛かっている。
力は要るけど以外に固着もなく回るもんじゃ。
トップに設定されてましたが3段目まで荷重を落としました。では試走。
3. サス死んでる
3-1. 抜けてるってやつ
プリロードをトップから3番目にしていざ峠へ ー
バンクさせてみると…、 !!、あぶなっ!
崩れ落ちるかと思った。腰が無い?接地感が薄い?とにかくコケそうだ…
上から3段目でまともに走れなくなるって事は、
あぁ、”抜けてる” ってやつね…
そう言えばだいぶ前から大きな段差に突っ込むとリアが沈みすぎて荷掛フックとフェンダーとの接触が度々あった。
気のせいで済ませちゃいけなかったんだ。
3-2. 抜けるとは
バリオスのリアサスは、オイルと共に、高圧窒素ガスが封入されていてこれらがダンパーを構成している。
この高圧窒素ガスがシールの劣化で徐々に抜けて機能を失っていく、と。
4. サスのオーバーホールは…
サスは走行3万kmぐらいでOHしてもらうと走りが見違えるように―、とバイク関連の記事、
え…、こちとら23万kmノーメンテなんだが…。
さて、そのOHに挑戦したい所だが、一般家庭では無理そうだ。
なにせ10気圧もの高圧で窒素を封入する必要がある。設備のある業者に任せるしかない。
調べるとババナショックスというショップで費用が見積もれた。1.3万~2万円台か、思ったより安いな。
とりあえず、プリロードを1段上げてごまかし、安いサスがないか探した結果、YSSのCBR250R用を流用することに。