『フューエルフィルター (紙、金属、メッシュ)』

フューエルフィルター (紙、金属、メッシュ)

燃料タンク から キャブの間に設置、ガソリンに混じたゴミをろ過
紙タイプのフィルターは 危険 かも分からんね…。

・ろ過能力: ペーパー > 金属 > メッシュ
・燃料流量: メッシュ > 金属 > ペーパー


※ 個人的な感想です。 参考程度にご覧ください。


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必要性

純正のフューエルコックには元々フィルターが付いてる。 だから基本的に必要ない

でも、ペーパータイプのフィルターなら燃料に混じるタンクのサビまで濾してくれるらしい。

サビは燃焼室内を削るコンパウンドになり得る嫌な存在。 出来れば濾したい。


使用したフューエルフィルター

1. デイトナ ”ペーパー”タイプ (廉価版)

デイトナのペーパータイプには2種類ありますがこっちは安い方。 紙の繊維が荒く、和紙のような感じかな。

装着して普通に数ヶ月走っていましたが、ある日、トラブルが発生!
走行中、ガス欠みたいにエンスト。 チョーク(スターター)を引けばエンジンが掛かるから、キャブまでガソリンはちゃんと来てるはず。フィルターの詰まりでなく、キャブのスローが詰まってるっぽい。

空吹かししてゴミを飛ばしてから、普通に走って帰宅。 キャブを開けてみる。


んでキャブを開けると、…ん? なんじゃこの繊維! こんなゴミがあったらそりゃスロー詰まるわ。

今まで何度もキャブ開けてるけどこんなの見たこと無い。
考えられるのはペーパーフィルターの繊維
全てのフロート室にありました。 怖いのでこのフィルターは外すことに。



2. キタコ ”金属ブロック”タイプ ※ 絶版

金属をブロック状に固めたやつ。 なぜかデイトナではホース内径6mmタイプしかない。んでキタコ。

これ取り付け部分からよくガソリンが滲む。締め付けがゆるいのかと思って締め付けるとしばらくは止まるがまた滲む。その繰り返し・・・

外してみると差込部分がホースのカーブに合わせて曲がっていた。どうも熱に対してヤワなよう。
熱で柔らかくなるので、締め付けると歪んで隙間が出来る、また締め付ける、また歪む、この繰り返しだったみたい。 外そう…。



3. デイトナ ”ステンレスメッシュ”タイプ

ろ過能力は最も低いですが大きなゴミならキャッチできます。 インラインフューエルコックからと思われるゴミはキャッチできました。

紙タイプと違って汚れていくと言う事が無いのでサビ、ゴミが取れてる!みたいな気持ち良さは一切無いです。
でも、始動前のキャブへの燃料供給が目で確認できるだけでも有用です。 現在も使用中。



4. デイトナ ”ペーパー”タイプ (通常版)

デイトナのペーパータイプには2種類ありますがこっちは高い方。 紙の繊維が細かく、コーヒーフィルターみたい。

廉価版の方は繊維がスローを詰まらせたけど、こっちなら大丈夫じゃないかと購入。
ホースの内径にあわせてカットして装着。


ある日、キャブを開けたら、…ん? 黒いゴミをまとった塊が。
ってこれまた繊維状のゴミ! 全てのフロート室に。 廉価版の紙タイプと一緒…。
使用から2ヶ月弱、細かい繊維だから詰まる事は無いかもしれないけど怖いから念のため外す。


まとめ

フィルターからゴミが出るから


紙フィルターは繊維が剥がれ、ゴミとしてキャブに流れます。
これが走行中、スロー系に詰まり、エンストする危険性あり。



こちらは紙タイプ不使用、久しぶりに開けたフロート室。
繊維のゴミは無く、あるのは粉末状のタンクの錆のみ。


錆も繊維もキャッチするようにした方が良いでしょう。
紙フィルターのうしろに、”金属ブロックタイプ”、または”細かいメッシュタイプ”のフィルターを使えば良さそうだが...



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