エアフィルターの清掃
3,000km毎の清掃、10,000km毎の交換???
ほったらかしだといつのまにか破れてボロボロになってたり...。
目詰まりすると空気が上手く吸えない。空燃比が狂ってパワーダウン。
※ 整備はサービスマニュアルに頼らずやっているので参考程度にご覧ください。
1. エアフィルターを外す
1-1. 燃料タンクを外す
外し方こちら。
1-2. エアクリーナーボックスの蓋を外す
1. ボルトを10mmのレンチで外す。
右の所は奥まってる。T型レンチを使いましょう。
2. ボルト、ここも10mm??で外す。
↓
(※ちなみに...)
雌ネジ側が壊れてここのボルトが締められなくなった車両もあると思う。
そのままにしておくと、こことBOX下の穴からエアフィルターを通さずに空気を吸ってしまうので注意。
私はテープで塞いでます。これで長年走ってますが得に問題なし。ボルト無い方が作業が楽。
3. ハーネスはちょっと引っ張ってずらします。
4. 2本のホースを外す。
クリップを先の細いペンチなどで掴んで外してから引っ張って。
(※ちなみに...)
このホースはキャブから揮発した燃料を"エアクリBOX"方面に戻すためのもの。 ブローバイガスへの対応と同じだね。
クリップは無くても走行中に外れることは無いので次回の作業を効率化したいなら付けなくてもOK。 私は外したまま。
5. ボックスの蓋を持ち上げれば外れます。
1-3. エアフィルターを外す
蓋を持ち上げたら赤丸のところがエアフィルターです。
フィルターは手で取って外すだけ。
湿式フィルターはこんな感じ。
白い樹脂製のホルダーにスポンジのエアフィルターがかぶさってます。
2. フィルターの清掃、 オイル塗布
2-1. 乾式 と 湿式 の 清掃方法
< 乾式の清掃 >
水や洗剤で洗って乾かせばOK。(※ 注意) 乾いたらそのまま付け直して完了!
※ 注意
乾式は原則として水や洗剤はNGで水洗いは裏技らしい。
私の持っている本には「乾式は軽く叩いてほこりを飛ばすだけ」とある。
wikipediaには「乾式はエアーコンプレッサーで内側からゴミを吹き飛ばす方法が取られてきた。しかし最近の物は質が良くゴミをろ紙内部に強く取り込むのであまり意味が無い。」とある。
< 湿式の清掃 >
オイルが付いてるので"灯油"や”エアフィルタークリーナーなどを使ってオイルを落とします。
食器用洗剤などを使っても良いですがオイルは頑固なのでこれだとちょっと落ちづらいです。落ちないことはないですけどね。
今回はボロボロになっていたのでNTBのフィルターに交換。
2-2. 湿式はフィルターオイル塗布
乾かした後、湿式は外側と内外に エアフィルターオイルを薄めに、まんべんなく吹きかける。
ティッシュでトントンして馴染ませつつ余分なオイルを取り除く。 車体に取り付けて作業完了。
注意:
オイルをあまり丹念に何度も吹き付けるのはダメ。
オイルでフィルターが目詰まりしてエンジンが掛からなくなった経験があります。 やり過ぎたらペーパーなどでよく拭き取って。
使用したオイルは色あせてますがワコーズ。 これ1本でかなり持ちます。
頻繁に使うものではないから一生かかっても使い切れないかも…。
バリオス エアフィルター
NTBなら純正品より安い。Amazonだと2000円ちょい。ちなみに台湾製だった。
ウェビックのプライベートブランド、WEBIKE MODEはさらに安く、2000円切る。これも台湾製。