デイトナ ハイスペックライン
「レーサーでもなければわざわざ使う意味なんて無い」って舐め切ってた。
※ 個人的な感想です。 参考程度にご覧ください。
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1. ハイスペックラインについて
1-1. 軽く紹介
ウェビックから バリオス用を購入。 ああ、見たことある。
うさん臭いパッケージデザイン。 手に取ったことなんてない。
うおっ! なにこれ裏ですごい訴求してくる。
特筆点をまとめると、
・安い
スウェッジラインやグッドリッジ辺りならこれの倍ぐらいはする。
・安全
バンジョーは漏れの心配がない一体型。 クラックの心配がないステンレス製。
・日本メーカー製
ニチリンが作ってる。
・ロングライフ
メッシュホースの弱点、耐久性の低さを克服。35時間が基準のテストに100時間耐えた。
1-2. 購入の際に注意!!
あれ? デイトナの適合表まちがってない?
このホースには、2つのバンジョーにひねりの無いタイプA、90度ひねってあるタイプDの2種類がある。
バリオスはひねりのあるタイプDとなっているが、純正にひねりはない。
ニッシン製マスターに交換したために90度ひねりが必要だったのでTYPE Dを購入したが、信用せずに確認する必要がある。
2. ステンメッシュホースの効果
純正ブレーキホース と ステンメッシュホースの効き方の違いについて感じた通りに書きます。
ちなみに前回のフルード交換が1ヶ月前、今回キャリパーはOHせず、ホースだけメッシュに交換、フルードを入れ替え。しっかりエア抜きできたはず。
純正ブレーキホースの効き方
純正ブレーキホースの効き方:
ブレーキを握るほどにグイーンと効きが強くなっていきます。
ブレーキレバーを十分握りこんだ奥では グッと強く効き出します。 急制動の時にはロックしないよう神経を尖らせながら、なるべく強く掛けるよう頑張るわけです。
軽くブレーキを掛ける時とは違って、レバーを握りこんだ奥でのコントロールは難しさがぐんと増します。
ステンメッシュホース (デイトナ ハイスペックライン)
ステンメッシュホースの効き方:
純正と同じくブレーキを握るほどにグイーンと効きが強くなってく。 レバーを握った序盤、中盤で違いを感じる取るのは難しい。 レスポンスが鋭くなったとも感じなかった。
違いを感じたのはブレーキレバーを十分握りこんだ奥。
意に反してグッと強く効きだす感じではなく、握った分だけ効いてくれる従順さ。
制動力をロックぎりぎりまで持っていってコントロールすると言うのが難しくない。
どうやらキャリパーがローターを押さえつけたときの反力が無駄なくレバーに、つまりライダーに伝わる事が
この操作性の向上に繋がっているみたい。
膨張の少ないメッシュホースがライダーとキャリパーの率直な対話を可能にした、と。
実用性の高いパーツ
ステンメッシュの効果に気付いてからはいつもよりスピードが出てしまった。 なんなら前の車が急ブレーキしてくれないかと期待して走ってた。
それぐらい急制動に恐怖感がなくなり、むしろ楽しさすら覚えるほど。
ステンメッシュのブレーキホースは 安全に、楽しく走るための実用パーツ。
”レーサー憧れ” とか ”見た目カスタム” なんてレベルのものじゃなかった。
バイク16年目にして知った事実…。
3. ステンメッシュをさりげなくカスタム
いままでメッシュホースを避けてきた理由のひとつが、見た目のワル目立ち感。
・無駄に長いホース。
・際立ってしまうシルバー色。
・異様な細さ。
メッシュホースは硬いので長くする事でサスの伸縮時の負荷に対応している。これはどうしようもない。
しかし色と細さはカバーできる。 配線カバー(コルゲートチューブ) で覆い隠せば黒くなり、径も7mmから11mmに。
写真の通りステンメッシュホースを装着しているとは思わせない統一感がもどった。
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