タイヤ交換とホイールバランス調整(2/3)

自分でやろう、タイヤ交換。
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※ 整備はサービスマニュアルに頼らずやっているので参考程度にご覧ください。
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1. タイヤから空気を抜く
さて、ここから交換作業。 まずタイヤから空気を抜きます。

キャップを外した タイヤバルブに ムシ回し(amazon) を突っ込んで反時計回りに。
バルブコア(amazon) が緩むと、プシューっと空気が抜けていきます。

一気に外すとバルブコアが飛んでどこか行っちゃう ので気をつけて。
2. ビードを落とす
2-1. 潤滑油を浸透させる

交換する新しいタイヤを土台にします。
その土台に車体から外したホイールを置きます。

レバーを突っ込んでグイグイとタイヤを押し下げ、潤滑油を噴射。
ビードを落としたい所を中心に周囲90°~120°ぐらいこの作業を行います。
これでビードが落ちやすくなります。
2-2. レバー2本使いで落とす


ビードを落とす方法。
レバーAで出来た隙間に、レバーBを差込み、...

これら 2本のレバーを同時にグイッと動かせばビードが落ちます。
レバーBでハンプを乗り超えるよう持ち上げ、レバーAでビードをシートから落とす形です。


実際に作業するとこんな感じ。 ガバッ!と外れます。

一箇所はずれたら後はレバー1本で簡単に落ちます。
ホイールを裏返してそちら側も同じ手順でビードを落とします。
★. ジャッキでかんたんビード落とし

タイヤレバーのみでビード落とすのは手間です。
そこでジャッキ。ホイールに固定ベルトで巻いたままジャッキアップ。 大きな隙間が出来たらスプレーで潤滑してあとはレバー1本でかんたん一撃。
もっとも簡単なのは専用工具の ビードブレイカー(amazon) でしょうけど。
3. ホイールからタイヤを外す

両側のビードを落としたら、タイヤをホイールの外側に持ってきます。 レバーは複数本使って。

こんな感じになります。

さらにレバーを入れて外に追いやる。 潤滑油を吹いて滑りを良くしておくとスムーズ。

簡単に剥け進まない場合は、もう一本のレバーを際(きわ)に差し込んでタイヤを持ち上げると徐々にムギューっと剥けていきます。

ホイールからタイヤが剝けました。
つづいては、ホイールにタイヤを装着、ホイールバランスを調整して作業を完了させます。
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