リアスプロケットの交換
リアスプロケの交換は一度もした事がなく、20万km以上無交換…。
回転比から考えると フロントスプロケを3回交換したらリアスプロケを1回交換 する感じ。
互換性のあるZXR250-Rのスプロケットに交換してみる。
※ 整備はサービスマニュアルに頼らずやっているので参考程度にご覧ください。
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1. リアスプロケットを外す
1-1. ナットを緩める
14mmのレンチでリアスプロケットを固定しているナットを緩める。
ここでは緩めるだけ。 ネジロック剤が使用されてるからけっこう固い。
1-2. 後輪を外す
後輪を外す。
関連: リアホイール(後輪)の外し方
1-3. リアスプロケを外す
あとは レンチでナットを外せばリアスプロケットも外れる。
余談だけど、スプロケが固定されていたカップリングという部品(緑の矢印)、これがホイールから簡単に抜けてしまう場合はハブダンパーの劣化が考えられる。
関連: ハブダンパー交換せず補修
2. リアスプロケットを装着
2-1. ZXR250-Rのスプロケット
外した20万km越えの純正スプロケ、けっこう磨り減ってたね。
さて、用意したのは互換性のあるZXR250-Rのスプロケ。純正と同じ48T。
中古で少し汚いけど摩耗は少ない。
ZXR250-Rのスプロケの方が肉抜きがしっかりされていて、持ってみると軽い。
劇的に軽いわけじゃないけど、より軽いに越したことは無い。
2-2. リアスプロケ装着
中強度の ネジロック剤をナットに塗布して、ここではまだ仮締め。
後輪を車体に戻してから本締め、リアスプロケの交換作業は以上で終了。
2-3. 交換後のZXR250-Rのスプロケ 見た目
表側、ん~、見た目にあまり変化はないね。 リアホイールがあるのでデザインが目立たない。
スプロケの内側だけでも塗装でもしてやればデザインが際立って面白かったかなぁ、と今になって思う。
裏側、こっちから見た方が新鮮味があってときめく。
シャープで格好良い。
スプロケット紹介
バリオスはノーマルで48T。(ギアの歯数が48個)47T以下にすると…、トルクDOWN、トップスピードUP。
49T以上にすると…、トルクUP、トップスピードDOWN。
互換:バリオスI/II、GSX250FX、KR-1/S/R、KR250/S、ZXR250...など
アルミ
リアスプロケのカスタムと言えばアルミ素材。
長所:びっくりの軽さ。カラフル。
短所:摩耗が早い。 寿命は10,000~20,000km程度らしい。
・XAMザム/CLASSICシリーズ リアスプロケット
リアスプロケのカスタムとしては一番ポピュラーか? 安いし、ゴールド。
・XAMザム/PREMIUMシリーズ リアスプロケット
派手なのが嫌ならこっち。PREMIUMシリーズ。ゴールドより高耐久、安い、渋い色が格好良い。
・KOHKENコーケン(旧光研電化)/リアスプロケット KOHKENオリジナル カラーアルマイト
カラーオーダーなんかもある。1万円くらい。
その他、
・SUNSTARサンスター
落ち着きのあるシャンパンゴールド。
・ISA
アルミの割には耐久性があると評判。 Webikeのページを見ると歯の部分が独特のデザインをした写真が表示されるけどあれはオフ車用。オンロードバイクは普通のデザインだから注意。
スチール(鉄)
純正はスチール。高耐久で最も経済的。
長所:なかなか摩耗しない。
短所:重い。 色の選択肢がほとんど無い。
・XAMザム/スチールリアスプロケット
社外品だとXAMから出てました。
・KAWASAKI 純正部品
5000円ちょっと。
アルミ+スチール
アルミとスチールの良いとこ取り。 チェーンと接触する部分はスチール、それ以外の部分はアルミ。
長所:なかなか摩耗しない。 デザインの良さ。
短所:値段が高い、その割に中途半端な軽さ。
Supersproxのステルススプロケット。イギリスのメーカーらしい。デザインが良いね。アルミは格好良くても長持ちしなけど、これなら。
しかしバリオスに対応するモデルがない。 バリオスと互換のある車種から探しても見当たらない…。
関連:
フロントスプロケットの交換