ライズコーポレーション PLUS+ バッテリー
ライズコーポレーションの安いジェルバッテリーを買ってみた。MADE IN CHINA。
ジェル式自体はMOTOBATTで経験済み。
品質は結構よさそう。
※ 個人的な感想です。 参考程度にご覧ください。
1. 商品到着、チェック
1-1. 箱きれい
商品到着。箱きれい。ちゃんとしてる。
ところでライズコーポレーションと言えば、マキシマバッテリー(amazon)の方が有名だね。
1-2. プラスバッテリーの売り
説明書と、保証書もちゃんとは言ってました。
販売店の項目はスタンプでちゃんと「ライズコーポレーション」と印がある。 お買い上げ年月日は自分で書けばいいのか?
ジェルバッテリーの特性、説明書に記載があったのでざっと書きます。
1. 電解液がジェル状なので破損時に飛び散りにくい。
2. セパレーターを薄くすることで電極版の枚数を増やしました。これによりバッテリー容量がUP。
3. ジェル状電解液によって電極版の劣化を遅らせることができ長寿命化。
4. ジェル状なので様々な悪条件でも性能を発揮。
5. ジェル状なので長時間の放電状態からの復帰能力が向上。
6. メンテナンスフリー。(これはジェル式じゃなくてもMFバッテリーなら該当する)
1-3. 電圧 良し
さて、さっそく電圧チェック。
なんたってジェル式の良いところは既に液入れ済みって所。 手間なし、すぐに使える状態だ。
んで、12月、関東では初雪観測なんて言われる時期に、初期で13v!
久しぶりに見る数字に感動...
なにせ前回のACデルコは夏でも12.8vと低め、その前のMOTOBATTバッテリーはスタミナ重視設計で最高電圧はこれまた12.8vと低めだった。
それでもって、放電容量が7Ah!
セキュリティーアラームを使う上でちょっと頼もしい。
通常のバリオスのバッテリーは6Ah、スタミナ重視のMOTOBATTが8Ah。これはその中間。
上で記述した”特性の2”のとおり、セパレータを薄くすることで電圧を維持しつつ、容量UPを実現したのかな。
1-4. 細部の作り 良し!
端子はピカピカ。メッキ加工? その分ちょっと厚みが薄い。 周辺の作りも綺麗。
付属されるねじ類。ワッシャーも付いてた。
ねじが比較的 長め。アーシングとか電装品を後付けしている場合はねじの足が長いとありがたい。
2. 取り付け後、近況報告
どのぐらい持つか、計測した電圧を月一ぐらいで更新の予定です。
13.02v。
初期充電はしませんでした。箱を開けたときの電圧。
2019/01/19
12.88v。
まあいい具合の電圧。(走行直後でなく4日ほど放置してから計測)
2019/02/21
12.97v。
寒さ緩んで良い電圧。(走行直後でなく4日ほど放置してから計測)
2019/03/23
12.84v。
まあ良い電圧。(走行直後でなく4日ほど放置してから計測)
2019/04/28
12.80v。
まあまあ。2週間ほど前は13vあったぞ。(走行直後でなく5日ほど放置してから計測)
2019/05/18
12.86v。
まあ良い電圧。(走行直後でなく5日ほど放置してから計測)
2019/06/27
12.98v。
気温30℃弱。電圧高い。(走行直後でなく5日ほど放置してから計測)
2019/08/02
12.98v。
気温35℃程度。さすがに化学反応が活発。電圧高い。(走行直後でなく5日ほど放置してから計測)
2019/08/31
12.93v。
そこそこ残暑きびしいから電圧高い。(走行直後でなく5日ほど放置してから計測)
2019/10/05
12.90v。
けっこう気温高いから電圧高い。(走行直後でなく5日ほど放置してから計測)
2019/10/24
12.94v。
秋の気温だが電圧高い。(走行直後でなく4日ほど放置してから計測)
2019/11/30
12.77v。
冬の気温。初の12.70v台。(走行直後でなく5日ほど放置してから計測)
2019/12/28
12.70v。
取り付けから一年。今までで最も低い電圧。(走行直後でなく5日ほど放置してから計測)
2020/02/08
12.81v。
寒さ緩んで電圧上昇。(走行直後でなく5日ほど放置してから計測)
2020/03/14
12.78v。
少し寒いが悪くない電圧。(走行直後でなく5日ほど放置してから計測)
2020/04/18
12.89v。
良い具合の電圧だ。(走行直後でなく5日ほど放置してから計測)
2020/05/23
12.87v。
良い具合の電圧を保っている。(走行直後でなく5日ほど放置してから計測)
2020/06/20
12.80v。
やや暑い。良い具合の電圧...(走行直後でなく5日超放置してから計測)
と思いきやバッテリー上がり! ここが寿命だ。
2020/07/13
13.00v。
いちいち充電するのも面倒だからお役御免。電圧は良いけど容量不足。(走行直後でなく2日ほど放置してから計測)
● (2020/06/20) バッテリー上がり
2週間ぶりの始動。なぜか12.80vあるのにセルの回りがめっちゃ弱い。間もなくスターターリレーがチャタリング。押し掛けで始動するもふけ上がりわろし。 セルモーター、スターターリレーそれぞれ単体だと正常に作動するがこれらの回路が並列になるとチャタリングしてしまう。電圧が十分でも電流(容量?)が足りてないようだ。
その後、充電器にて復活。セルで始動、アイドリング安定、パワーも十分。 しかし、13.3vほどで満充電となってしまうし、毎度充電しないとダメな状態。ここが寿命。
3. (まとめ) 電圧よかったけど容量不足に
電圧はずっと好調、しかし一気に取り出せる電流の量が足りなくなった。
どっかのブログで「ジェル式は容量がいまいち」なんて書いてあったけどほんまかいな?
とりあえず バッテリーの健康状態は必ずしも電圧だけでは語れない ってのはよい勉強になりました。
使用からまだ1年半ほど。短い付き合いだったなぁとしみじみ。
今回購入したものと検討したもの
プラスバッテリー(amazon)
今回購入したもの。
安いから買ったけど、放電容量は7Ahだ。 (バリオスのバッテリーは通常 6Ahが多い。)
ジェル式だから通常より長寿命なはず。
SPIRON スパイロン/[スパイロン] SP05FL SPIRON2輪バッテリー EZ-9 (webike)
今回購入を検討したもの。
電極板がなにやら螺旋状になっているらしい。
クランキングパワーに重点を置いた、他とはちょっと違うバッテリー。
しかし、その分 放電容量が4Ahと少なめであることに注意! セキュリティーアラームを使うからちょっと気になってしまって今回はパス。