材料費200円 自作ライザーでポジションUP
ハンドルの位置を上げてポジションを楽にするハンドルライザー。
アルミ板で自作してみた。
※ 個人的な感想です。 参考程度にご覧ください。
インデックス
1. 僧帽筋ダメージ
2. ハンドルクランプ カスタム計画
2-1. 金属板でハンドルアップ
2-2. 材料はアルミ板 870円
3. ハンドルライザーを自作する
3-1. アルミ板にけがく
3-2. 形作る
3-3. ボルト穴あける
3-4. 仕上げの磨き
4. 自作ハンドルライザー装着
5. ハンドル位置UPの方法 3パターン
5-1. ハンドルで上げる
5-2. クランプで上げる
5-3. ライザーで上げる
1. 僧帽筋ダメージ
長距離を走ると首の下、僧帽筋が凝ってズタボロになる。 春夏は良いとして冬は寒いからやばい。
”凝り”が直接の原因ではなく、凝りの状態から十分ほぐさずに動かすことで筋肉が損傷して痛むんだろう。きっと”軽い肉離れ”状態。
ハンドルを上げてポジションを少し楽にしてみる。
2. ハンドルクランプ カスタム計画
2-1. 金属板でハンドルアップ
・ハンドルを交換する…、サイズ選びや交換作業が大変。
・ハンドルクランプを社外品に…、これは楽だが…、
どちらもハンドル位置がけっこう上がってしまうのでブレーキホースへの負担が気掛かり。ホース、ワイヤー類の交換となれば手間だし。
と言うことで、純正ハンドルクランプの下に金属板を挟んでハンドル位置を微調整してみる。
2-2. 材料はアルミ板 870円
ハンドルクランプに追加して高さをあげるパーツを、ハンドルライザー などと言うらしい。 (rise…上がる、昇る。)
ホムセンで ライザー自作用にアルミ板(5mm厚)を870円で購入。
1cm厚もあったけどそれなら5mm厚で複数のライザーを作ればそっちの方が微調整できるね。
3. ハンドルライザーを自作する
3-1. アルミ板にけがく
アルミ板に自作ライザーの形をけがく。
純正のハンドルクランプ下部の形をコピーしたいがアルミ板にあてがって"けがく"には 底部にある凸が邪魔になる。
そこでまず凸部を逃がす穴を開ける。 ドリルで5.5mmの穴をアルミ板に開ける。
アルミ板に純正クランプの下部をあてがい、けがいた。 これがハンドルライザーになる。
3-2. 形作る
グラインダー+切断砥石 で けがいた部分を大まかに切り出す。
4つ作成の予定だけどひとまず試しに2つ作ってみる。
より細かく切り出す。
グラインダー+紙やすりタイプのディスク で 形を整えました。
純正クランプの下に置いて確認。いい感じ。
3-3. ボルト穴あける
クランプのボルト径は8mm。ひとまず小さな下穴を開ける。
しかし下穴は中心から大外れ。 失敗というか適当にポンチしてるんだからズレるべくしてズレたわな…。
ドリルにダイヤモンドやすりを装着、削って穴の中心を修正。
アルミは軟らかい金属、簡単に削ってやるぜぇぇぇ! と思ってたけど、さすがに5mm厚、簡単には削れない。
かなりのタイムロス。 しっかり中心を出してポンチしないといかんわ…。
修正完了。 ボルト径は8mmだからそれより少し大きな穴を開ける。
と、思ったけど8mm台のドリルビット持ってなかった…。 代わりにタップで掘り進めてやすりで微調整しようっと。
ドリル代わりに8mmタップで穴あけ。 削るのは苦戦したけど所詮はアルミ、タップの前には脆い。 この後やすりで微調整。
純正クランプに仮組み。 ボルトもしっかり通った。
3-4. 仕上げの磨き
仕上げ、グラインダーで磨く。
グラインダー前に粗いペーパー掛けたから番手が飛び過ぎて鏡面にはならなかったけど十分。
自作ハンドルライザーはこれで完成! 掛かった材料費は2つで200円。
4つ作る予定だったけど作業の遠回りで自分のパワーがもう残ってない。
4. 自作ハンドルライザー装着
装着、見た目的にもちょっとしたカスタムになって良いんじゃない。
塗装するとか、自分オリジナルの形で作ったりすると個性を演出できそう。
ホース類への負担については今回の5mmアップ程度なら問題なさそう。あと5mm追加してもまだ大丈夫かな。
跨って手を置くと今までよりハンドルが高くなったのは分かる。
けど劇的に変わったわけじゃないから...効果を感じるかというと、うーん。
ま、わずかでも間違いなくポジションはUPしてるわけで疲労はいくらか軽減されてるはずだ!
5. ハンドル位置UPの方法 3パターン
5-1. ハンドルで上げる
5-2. クランプで上げる
5-3. ライザーで上げる
5-1. ハンドルで上げる
○ より高く曲がったハンドルに変える。
ハンドル上げるんだからハンドルを変えようと真っ先に考えるかもしれない。
しかし細かいデータがけっこう面倒。 径は22.2mm(7/8インチ)ってことが多いから良いとして、曲げの角度とか、高さとか…。 結局のところ純正と比べてどれくらい変わるの?
どれだけアップするのか検討しにくく、交換作業も面倒。 別の方法をまず考えよう。
5-2. クランプで上げる
○ 社外ハンドルクランプで純正よりハンドルを高く持ち上げる。
この方法が最も一般的?
ちなみにバリオス(A/B型)はゼファー系(400/χ/750/1100)とハンドルクランプが共通。
「ハンドルポスト ゼファー」と検索する方がいろいろヒットしやすい。
斜めになっているタイプはハンドルを高く持ち上げつつ、より手前に持ってくることでポジションを楽にする。
カラーバリエーションは豊富、価格の高い物ならデザインに優れたものもある。
ノーマル比で何センチUPと記載があるので検討しやすく、見た目カスタムもできる。
5-3. ライザーで上げる
○ ライザーを純正ハンドルクランプに追加してハンドル位置を上げる。
このページではクランプ下部に追加して自作ライザーと称したが、大体のライザーはクランプ下部の上に追加する。
呼び名はまちまちで、ライズキット、ハンドルバーライザー、ハンドルアップキットとされることも。
あまりカラーバリエーションはない。 デザインも目立たないものが多い。
これも何センチUPと記載があるので検討しやすい。 見た目が地味なので加工しだいで純正の雰囲気を維持できる。