ニードルローラーベアリング交換 (モノサス周辺)
モノサスのリンク部分、劣化したベアリングだけ交換しとく。
※ 整備はサービスマニュアルに頼らずやっているので参考程度にご覧ください。
インデックス
1. ベアリング入手
注文したオイルシールとニードルローラーベアリング。(以下、ニードルベアリング)
私のバリオスは92年製だが、この辺の部品は最新車種にも使用されている。
”販売終了” の心配は考えなくても良いだろう。
(2021年現在)
2. 17mmソケットで打ち抜く
では、リアサスのリンク部分、ロッカーアームのベアリングの交換作業。
まずはオイルシールをほじって外す。
圧入されたニードルベアリング、
2000円のベアリングプーラーで抜いてやるぜ、と思ったがチャックのサイズが微妙に合わない。
と、言うわけで、
ニードルベアリングは打ち抜く。17mmのソケットがピッタリだったよ。
ロッカーアームをガスコンロで熱くなるまで炙ったら、
ニードルベアリングにあてがった17mmソケットをハンマーで思いっきり打ちまくるっ!
はい、抜けました。
横着して火炙りしないとなかなか抜けないのでしっかり。
3. ベアリングを打ち込む
では、新しいニードルベアリングの圧入。
再度ロッカーアームを火で炙り、新しいニードルベアリングをセット、
厚みのある金属板(※) をニードルベアリングの上にあてがい、ハンマーで叩き入れる。
※ 写真の物はレザークラフトに使うメタルプレート。初めはここも17mmソケットで、と思ったけどズレて上手く行かない。予め何かしっかりした物を用意。
再び17mmソケットに持ち替え、中央まで打ち込んでいく。
入れすぎたら反対側から叩いて調整すれば良いだけです。
関連:
リアサス(モノサス)交換 (1/2)
リアサス(モノサス)交換 (2/2)
CBR250R用のYSSサス流用 (バリオス)